エクセルシア盛岡中央高校デジタルブック
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■教育協定への視点 本日は、大変素晴らしい締結式に出席し、心から感謝しています。龍澤正美理事長とは10数年前からその知己を得まして今日に至っております。これからの教育機関は、親近感と風格を感じさせる存在でなければならないと思います。龍澤先生はそういう面では親近感と風格を感じさせる存在だと、私なりに感じる次第です。本日、沖縄と岩手の初めての教育協定締結の式典に参加し、先生方はじめ生徒の皆さんの今の姿を拝見し、親近感と風格を感じさせる学校として、ますます発展するだろうと確信しています。このような素晴らしい学校と教育協定を結ぶことができまして、私どもの方こそ、学ぶところが多くあるのではないかと感じております。今後ともお互いに切磋琢磨して、本当の教育というものを押し進め、目の前の事だけに振り回されず、目の前の事にも一生懸命頑張る必要もありますが、人間らしい素晴らしい社会を作るというところに視点を置き、皆さん方と一緒に学校全体で頑張っていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。■人間に課せられた課題 まず、今の時代に必要なものとして、現状の認識というものが挙げられます。現状をきちんと認識する知的レベルをもつ国民が数多く出てこないと世の中はよくならないと、昔からそのような感触を私は持っております。実例を挙げますと、現在、殺人事件をはじめとした各種事件が、報道を通して、日々、日常茶飯事です。また大企業の不正、政治家の汚職などもあります。しかし、私が一番懸念しているのは、どの階層においても、非常識極まりない行いをする人が出てきていることです。あらゆる階層に、例えば、教育者、一流企業でさえも、不祥事を起こしています。報道では、某高校の校長による万引き、教頭の不正、警察官の不祥事、先ごろは東京都知事も数々の不正がもとで退任しました。私の個人的な考えでは、一番大事なことは、やはり一般、特にこれから18歳以上の選挙権を与えられた高校生も含め、知的レベルを上げないことには民主主義の社会は立ち行かないのではないか、ということです。そうでなければ愚衆政治になってしまう。アメリカは一時、民主主義のリーダーとして期待されましたが、残念ながら今では、そういう風格がなくなったような感じがいたします。ロシアもそうです。もうあの時代の風格とか力というものが感じられない時代になってしまいました。例えば人間の社会というのは、不完全だからこそ、人間として完全になろうという努力をする、どこが足りないのかということを見極める、そしてできるだけ直していこうとする、これが私たち人間に課された課題だと受け止めて、大きな視野に立って、細かいことも見逃すことなく、大胆にして細心、そういう生き方を心がける必要があると思います。現代の嘆かわしい状況を正常に戻す努力を、我々一人ひとりが責任を感じて、明るく活力のある社会をつくる努力をしなければなりません。批判する立場だけでなく、自分にも責任があると感じて取り組むことが大切です。 アメリカは銃の社会です。一般社会に銃が3億丁出回っているそうです。例えば小学6年生の女の子が、母親と銃の練習を7654327つの特色11沖縄尚学の特色と実績「伸びる沖尚」「伸ばす沖尚」を支える独自の教育システム難関大、国公立大、私立大、海外大合格への近道世界各国に26の教育提携校海外大学と日本の大学のダブル合格を目指す『国際文化科学コース』文化力を養成沖縄伝統空手道が必修平成26年度411名が段位取得外国人舎監が英会話力をサポート『尚学グローバル寮』人間力を育む多種多様な体験開校からの大学実績(過去30年間)沖縄伝統空手段道段位・級位ボランティア達成率国公立大学4,694名段位(黒帯)取得者弐段:97名初段:314名平成26年度(平成26年度)2級411名145.5%医学部・医学科491名難関国立大281名英検取得級状況(高校)1級:6名準1級:23名平成26年度に級位を取得した人数目標/生徒全員が年に2回以上ボランティアに参加124名中学112%高校文武両道でグローバルな教育を実践しているんだね!盛岡の中心部が一望できる岩山展望台にてEXCELSIOR vol.18127

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