エクセルシア盛岡中央高校デジタルブック
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Report■ハルビン市の高校で二度の説明会 平成27年9月上旬と28年6月下旬に両校を訪問し、私どもが実施した現地説明会でも、多くの高校生や保護者が集まり、熱い眼差しで私達の日本語教育や日本留学への説明に聴き入り、熱心に耳を傾けていました。特に第58中學校は、学校の校舎全体を京都の日本人(高校教師OB)の方が寄贈したものであり、玄関ホールには日本語で大書された「建学之精神」が立派な漆塗りの記念の大楯となって設置されており、ことさら日本への関心や日本との絆・結びつきが強い学校であることを示していました。 このような学校から参加した校長先生方ですが、今回のフォーラムで、世界16の国と地域から約70名の高校生と教員が一堂に会し、今日世界の国々が抱えている共通した課題である環境問題など喫緊のテーマについて国境を越えて意見を交換し合い、真摯に向き合う生徒達の姿を見て、大きな衝撃的な感動を受け、教育を通じた国際交流や友好親善の重要性とその必要性を改めて強く認識したようでした。 フォーラムが終了し盛岡を去るにあたり、お二人の校長先生は、日中の国際関係が厳しい中でも、是非それぞれの学校の生徒達を「第19回CHUO国際教育フォーラム」に参加させたいという思いを熱く述べ、その想いを胸に盛岡駅からハルビン市への帰国の途につきました。Visit to Harbin, China 2015.9.9. 2016.6.27.ハルビン市 第58中學校校長 李人健先生(中央)▲第18回CHUO国際教育フォーラムにオブザーバー参加するため盛岡を訪問された張曙光・李人健両校長ハルビン市第12中學校校長校長 張曙光先生(左)EXCELSIOR vol.18136

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