エクセルシア盛岡中央高校デジタルブック
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News&Topics 平成28年11月17日から20日まで、盛岡中央高等学校全日型単位制2学年の台湾修学旅行が実施され、18日に姉妹校である「康寧大学」を訪問しました。「康寧大学」は「康寧医護曁管理専科学校」から発展的に改称(2015年)し、より実践的に健康医療分野とサービス領域に関する専門的な人材を育成しています。 到着後は多目的ホールに移動し鈕鵬升理事長先生、童中儀副理事長先生、黄宜純校長先生からそれぞれ歓迎の言葉を頂戴し、お互い熱い握手をして友好親善を確認し合いました。その後、生徒交流会が行われました。最初は緊張のせいか生徒たちの顔もこわ張っていましたが、康寧大学の学生さんが積極的に話しかけてきてくださったこと、またほとんどの学生が日本語を話せたこともあり、だんだんとリラックスして話せるようになっていきました。パフォーマンス披露では、私たちは授業でオカリナをやっていたので、「オカリナ演奏」を披露しました。曲は台湾でも有名なジブリ作品の歌を演奏したので、康寧大学の学生の皆さんがオカリナ演奏に合わせて一緒に歌ってくださいました。 また、康寧大学の学生さん達は私たちのために、「英語劇」を披露してくださいました。とても流暢な英語で生徒たちも驚いた様子で見入っていました。昼食も交流会形式でご一緒しましたが、その頃にはお互いメールアドレス交換をしたり写真を撮ったりと、初めての異文化交流とあって、たいへん盛り上がっていました。 今回参加した生徒は人前に出ることや他人と関わることが苦手な生徒がいましたので不安に感じていました。しかし、いざ交流してみると、自分の分かる英語や身振り手振りなどで、生徒なりに頑張ってコミュニケーションをとろうとする姿を見て修学旅行の意義を改めて認識しました。人と関わることが苦手だから関わらないのではなく、チャンスがあれば積極的にいろいろ人と関わることができるような場に出すことが大事だと痛感しました。また、帰国後に生徒が書いた修学旅行の感想文には、自分の英語力をもっとあげたいと書いている生徒が多くおり、日本にいては気づくことのできない貴重な経験をさせていただきました。これからもぜひ教育交流を続け、康寧大学と盛岡中央高等学校の友好協力関係を継続できることを強く願っております。CHUO単位制 引率教員 髙橋 吹雪Fubuki Takahashi Supervising Teacher at Morioka Chuo High School ( Credit - Based System )2016Cultural Interchange with Positive Atitudesin Taipei, Taiwan積極的に異文化交流~台湾・台北にて11/17 20「姉妹校締結書」を手にした鈕鵬升理事長(中央)と童中儀副理事長(右端)、黄宜純校長(右二番目)、本校引率教員 平野守雄(左二番目)、髙橋吹雪(左端)鈕鵬升理事長に記念品を贈る(引率教員平野守雄先生)「姉妹校締結文書」調印の様子EXCELSIOR vol.18149

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