エクセルシア盛岡中央高校デジタルブック
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Report■長治二中の躍進 一昨年秋に続く今回の訪問は、岩手山西会(=会長・盛岡タイムス社大内豊社長)の創立30周年記念行事の一環の旅でした。同会は、本年度末をもって会の活動を停止することから、来年度以降、龍澤学館の教育交流事業が新たな活動の柱となって行く予定です。長治二中とCHUOが姉妹校締結したのは、2004年3月19日。すでに13年を経ています。岩手山西会の千葉久治事務局長と龍澤正美理事長が、二度目の長治市政府を表敬訪問した際、当時の王進卯長治市政府副書記(副市長)が、焦建中校長と相談して即決し、本校と長治二中の縁が結ばれました。 その後、今日まで主として教員間の相互訪問が継続されてきました。意見交換の場では、両校の近況について話し合い、「第19回のフォーラムには、ぜひ生徒さんの参加を」と、富澤正一校 平成28年9月上旬、富澤校長(団長)、千葉研二副校長ら4名、また岩手山西会員ら9名の教育視察団が仙台空港より飛び立った。CHUO姉妹校である長治二中(=路軍校長、生徒数3,000名)と旦大附属中學(校長、生徒数1,600名〔本校のみ〕)の、教育交流と友好親善が目的でした。一行13名は、山西農業大学(=国立総合大学、学生数約2万人、全寮制)や長治市各所も表敬訪問して、岩手山西会創立30周年記念事業(農業研修生同窓会)に合流、岩手を第二の故郷と懐かしがる人々と共に、これまでの長い草の根交流を祝福し、今後の教育活動を通じての日中友好親善を誓い合いました。また上海では、旦大學附属中學の校長(=「基調講演」のページ参照)らに歓迎を受け、中国における高校教育や大学進学、グローバル教育等について意見を交換し、今後の姉妹校教育交流の更なるレベルアップについて話し合いました。中国姉妹校(2校)の新風中国姉妹校(2校)の新風~山西省 長治二中と上海 旦大学附属中学校~中国長治市・上海市訪問記 2016.9.7-11大内豊岩手山西会会長や龍澤正美龍澤学館理事長のビデオメッセージに聞き入りました岩手山西会一行13名が長治二中を訪れた。前列右から4人目は閻仁奇副校長(平成28年9月9日、長治二中正門にて)EXCELSIOR vol.18155

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