エクセルシア盛岡中央高校デジタルブック
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Report学生は、日本、アフリカ、モンゴルなどより約400名に及び、開放的な学校経営をしています。一方、海外への長期・短期の派遣留学生徒は年間120名(2週間〜2カ月)とグローバル教育の先進校となっています。さらに注目すべきは、上海市内からトップクラスの生徒が集まる同校は女生徒優位であって、在籍比率も女3:男2であり、入学試験の上位合格層は女子の占める割合が高まっているそうです。その1年生と2年生の生徒(日本の高校に相当)は、全員敷地内の寮生活が義務づけられていて、「勉強漬け」の毎日を当たり前のように過ごしている。教務改革も実施され、年々、採用教員のレベルアップが図られていて、最近では英国の大学院修士・博士課程修了者が増えている。これらの同校の教育理念や方針は、吴校長による、本誌第1章の基調講演【未来の教育の発展のために】に詳しく述べられていますので、お読み下されば幸いです。 尚、今回の中国訪問には、盛岡タイムスの井上忠晴取締役編集局長が団員として参加して精力的な取材活動を展開されました。帰国直後の9月中旬に、一連の関係記事・写真を大型企画「岩手山西会交流30年の果実」として4回にわたり同紙に連載していただきました。井上編集局長からは貴重な写真の提供も受けたこと等、岩手山西会の会員の皆様同様、本誌上より、ご芳情に深く感謝申しあげます。編集部 川村晴樹(学校法人龍澤学館本部 特任部長)図書館の風景。学校独自の出版物も刊行されている。最新のコンピューターがずらりと並んでいた2016年9月21日盛岡タイムス12016年9月21日盛岡タイムス2EXCELSIOR vol.18158

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