エクセルシア盛岡中央高校デジタルブック Vol.20
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20年を振り返ってLooking Back on 20 YearsLooking Back on 20 Yearsいての案内が関わる生徒に行き届いていなかったのか、昼食を食べに来る生徒が少なく、お弁当が多く余ってしまい、仕出し屋さんに失礼なことをしてしまったのを覚えております。 国際教育フォーラムは回数を重ねるごとに発展し、姉妹校の数も多くなり、海外からの参加者も100名を超え、盛大に開催されるようになりました。また開催内容も年ごとに深くなり、それぞれの課題解決に向けた研修が行われ、発表がされています。 生徒たち一人ひとりがそれぞれの目的や目標を持って臨み、国際色豊かな中で取り組むことができるようになっています。国際交流に多大な成果を上げ、国際感覚を身につけ、国際的に貢献できる生徒が羽ばたいていっています。 本校の代表的な教育活動のひとつである、この国際フォーラムがここまで大きく成長し、発展し続けていることは、素晴らしいことだと思います。そこには、多くの様々な方のご協力やご支援、ご指導、ご理解があって実施できたことと思っております。これから先も、この国際教育フォーラムが発展し、継続し続け、生徒たちがグローバルリーダーとして世界で活躍できるよう工夫と努力を重ね、意義あるものにしていきたいと考えております。 本年度は第20回の記念開催となりました。この20年を振り返ると、第1回開催が平成11年に「21世紀を生きる私たち」というテーマのもと、9カ国から40名ほどの招待生徒をお迎えしました。フォーラムの中では「共同宣言」が読み上げられ、「21世紀のリーダーは私たち」で始まっております。当時はまだ盛岡市民文化ホールが入るマリオスがなく、県民会館で行われていました。私自身その頃を思い返しますと、正直記憶は定かではありませんが、これからどういう行事が始まるのか、期待と不安に駆られていました。第1回目から数回、私は昼食(お弁当)係を担当しておりました。ステージから離れた仕事で、県民会館の構造的に全体の流れや催しが見られない場所におり、そこで仕出し屋さんを待っていました。担当からの昼食につA wonderful development ForumHirokazu Himi Senior Head Teacher of Morioka Chuo High School素晴らしい発展を遂げたフォーラム盛岡中央高校 教頭 氷見 浩一The 1st CHUO International Education Forum (1999) 第1回CHUO国際教育フォーラムの様子(1999年)EXCELSIOR vol.20118

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