エクセルシア盛岡中央高校デジタルブック Vol.20
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も情けなかったです。 ホームステイ先ではホストマザーが料理を提供してくれました。ホストマザーはフィリピン系の方だったので、フィリピン料理を食べる機会が何度かありました。夕食に出されたお米は日本とはまるで違い、パラパラで野菜を出されることは、ほとんどありませんでしたが、とても美味しかったです。 CCCでの授業で一番印象に残っているのは、アボリジニが使っていたブーメランの模様についてです。点だけで描かれているはずなのにとても繊細で美しく見えました。課外授業で、博物館へ行く機会があり、アボリジニについてより一層考えを深めることが出来ました。 ホームステイは大変だったけど、やはり一番苦労したのは、言語です。オーストラリアの人々は"ei"の発音を"a"と発音するので聞き取るのが難しいし、単純に私の語彙不足で言葉が詰まることがありました。一度はあまり話しかけないで欲しいと思ったこともあります。ですが、私が聞き取れなくても話しかけてくれるホストファミリーを見習って、分かる単語を並べて伝える努力をしました。それでも伝わらないことはありましたが、この研修で私は一歩成長できたと実感しています。 この研修のおかげで自分の未熟さ、日本とオーストラリアの差を肌で感じることが出来ました。充実したホームステイをさせてくれたホストファミリーと、貴重な体験を受けさせてくれた両親に心から感謝しています。 ホストファザーがCCCに迎えに来てくれて、家に帰るまでに沢山会話をしました。初対面でしたが、フレンドリーに話しかけてくれました。その中のほとんどの内容を理解することは出来ましたが、私はうまく返すことができませんでした。それは、私が自分の住んでいる地域のことをよく知らないのが原因でした。とて 僕は今回のオーストラリアでのグローバル育成研修を通して、松葉杖でしたが多くのことを知り、学ぶことができました。 一番大変だったことは松葉杖での、オーストラリアへの移動、ホームステイ先での生活でした。乗り換えの時、乗り遅れてしまわないように、慎重に移動し、なんとか行って帰ってくることができました。ホームステイ中は同じホームステイの友達やホストファミリーに助けてもらいながら生活できました。 ホストファミリーとの会話は最初の3日間ぐらいはあまり聞き取れませんでしたが、英語を話しているうちに、しっかりと相手が何を話しているか理解することができました。しかし、相手が話していることが分かって返事をしようとしても、うまく日本語から英語に変換し、話すことができませんでした。 現地の学校では、オーストラリアの都市の名前や、動植物、アボリジニアートについて学ぶことができました。特にアボリジニアートの授業でのドットアートは、制作していてとても楽しく、いい思い出になりました。学校の生徒たちと仲良くなることができ、とても楽しかったです。しかし、ランチのサンドイッチは毎日同じだったので、少し飽きました。 オーストラリアでの食べ物は思ってCultural differences between Japan and AustraliaEri Odanaka小田中 恵理 SZコース2年 日本とオーストラリアの文化の違いGlobal Leader Training TripLearning different cultures, language skills and cooperation in places with great diversity.グローバルリーダー育成研修 ~オーストラリア・アデレード~ 多様性の中で、文化・語学力・コラボレーション能力を磨くThinking Through Global Leader Training Trip Ryousuke Takahashi髙橋 瞭介 Zコース2年 グローバル育成研修を通してDate:日付Schedule:日程3/10アデレード到着3/11-12終日ホストファミリーと過ごす3/13オリエンテーション、スクールツアー、終日課外活動-ゴージワイルドライフ、コアラを抱っこ、大木馬見学3/14歓迎会、英語レッスン、バディの授業に参加3/15英語レッスン、ブーメラン作り3/16市内終日課外活動-博物館、ランドルモールショッピング通り、セントラル・マーケット3/17-18終日ホストファミリーと過ごす3/19メディア・レッスン、英語レッスン、バディの授業に参加3/20ミュージック・レッスン、英語レッスン、小学校訪問3/21サッカー・クリニック、英語レッスン、お別れ会3/22英語レッスン、アデレード出発●Charles Campbell CollegeEXCELSIOR vol.2072

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