エクセルシアVol.21
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唱を披露しました。その後、烏山頭ダムを見学、安平老街を散策しました。7日は、本校玄関前に設置している新渡戸稲造の胸像制作寄贈者である許文龍氏が設立した台湾奇美博物館や台北市内を見学しました。1年生のときに先人学習で学んだ新渡戸稲造・後藤新平と大きな関わりをもつ台湾で、岩手の先人の偉大さを感じつつ、楽しく異文化に触れることができました。初めての海外はアジアの隣国2年1組 生徒会長 菊池 史夏 この研修旅行で、私は初めて異国の地に足を踏み入れました。台湾の第一印象は、とにかくむし暑い。気温・湿度ともに岩手と比べてとても高く、海を隔てるだけでこんなにも環境が変わるのかと驚きました。また、馴染みのない八角の香りの効いた食べ物。あちこちで見掛ける沢山のバイクなど、台湾の人達が当たり前としているようなものが私にとって新鮮でした。機会があれば、もっと海外へ行って、日本との違いに触れてみたいです。 本校姉妹校である、ロシア インターナショナル・リングイスティック・スクール(ILS)の教職員1名、中学生6名が11月14日(木)~11月24日(金)の日程で来日しました。全員が日本語を学ぶ学生ということで、簡単な日本語で生徒どうしの交流を楽しみました。11月15日(金)には本校にて歓迎式典を行い、本校生徒がロシア国歌を斉唱して歓迎しました。翌日16日(土)には本校スポーツフェスティバルに参加し、運動を通して国際交流をすることができました。 15日(金)~17日(日)にかけては本校生徒の家でホームステイを体験し、日本の食や文化を体験するいい機会となりました。ILSの生徒たちはホストファミリーとの初対面では緊張の面持ちでしたが、最終日には打ち解け、めいめい楽しく過ごしました。 本校で開催する初の姉妹校交流となりましたが、生徒会を中心に行事を企画しすばらしい交流ができたと思います。国際交流を通して国際的視野を持ついいきっかけになりました。 1月12日(日)に第1回省エネ政策提案型パブリック・ディベートコンテストに参加しました。今回のコンテストに参加した3名の生徒は昨年の12月初頭からコンテストで発表する政策の考案や発表練習、本校の高校生と模擬試合をするなど、様々な行事が重なる中で着々と準備を進めてきました。そして、コンテストの結果は4位という大健闘の結果となりました。また、コンテスト後にはエネルギーの専門家や他校の中学生・高校生と省エネワークショップも行われ、多くの人と交流する中で、他校とつながりを持つことができました。今回、大会を主催していただいた東北経済産業局東北パブリック・ディベートコンテスト実行委員会の皆様、ご協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。ロシア姉妹校ILS来校19.11第1回省エネ政策提案型パブリック・ディベートコンテストに参加しました。20.01EXCELSIOR vol.2195

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